Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

2022年04月

27日目。
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ウインナーを入手する事ができたので、封鎖期間中2回目のプチ炭火焼き。餅米で餅もついて、再びの家の中の幸せ。

これから中国に来る人や、これからロックダウンされる可能性がある人(そんな人あまりいないと思うけれど…)買った方がいいよ…とおすすめしたいもの第一位が、ホームベーカリーです!同時に強力粉や中力粉などの粉関係。もちろんイーストも。閉じ込められるとパンが世にも貴重な食べ物になります。そもそも餅をつくために買ったホームベーカリーですが、こうなった今本当にあってよかった。うどんも打てるし😎

あとは備蓄に際して私はつい食材のことばかり考えてしまいあとでOuch!となったのですが、長引く可能性があるので生活や仕事に必要なもの全て、例えばシャンプーや洗剤や、歯磨き粉や、ラップやトイレットペーパー、電池やコピー用紙やプリンタのインクなど…全てに範囲を広げて、余裕があるな、と思う量を更に倍にするくらいの気持ちで買っておいた方がいいです。パスタ、ツナ缶はいくらあっても良い!調味料も盲点なので、多めに。いまみりんが枯渇して困っている私です。
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そしてベランダでキャンプ気分を味わいたくて冬に買っていたこのプチ炭火焼キットにも助けられています。16センチ四方ほどの小さなものなので、焼き肉できるとかではないんですが、小さな空間で火が燃えていたり、パチパチ弾けていたりするのをじっと見つめているだけでも元気になれるので!

なにより炭火で焼くとなんでもうまい😎

しかしもうすぐ1ヶ月。
いい加減に出たいぞー😭

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世間一般的に言われる血液型占いに沿うとするならば、私は典型的A型で、夫のうしくんは典型的B型である。

考えすぎて動けなくなる私、深く考えず身軽な彼。

きっちり計画を立てて目的を遂行する派の私と、その場の直感で決めたい彼。

一度始めたことをずっと続ける私と、
興味が次々と変わる彼。

昔のいろいろを細かく覚えてる私と、
だいたい「え、そうだっけ?」となる彼。

私は不眠症だし、彼はのび太でどこでも3秒で寝る。加えて私は夜型、彼は朝型なので、5時に寝る私と5時に起きる彼はもはや生活時間帯が完全にズレている。

私が大好きなアニメや漫画に彼はそんなに興味を持たないし、私も彼が好きなお笑いに全然ハマらない。

牛乳を買ってきてと言ったら飲むヨーグルトを買ってくるし、キャベツを買ってきてと頼んだらレタスを買ってくる。
(多分あんまり聞いていない)

いろいろ真逆で、性格的な共通点はあまりない。長男長女、女子校&男子校出身であることくらい?合わない時はあまりに合わず、論点が噛み合わなくてケンカにすらならないくらいである。だいたい私の気分のアップダウンのとばっちりを彼がうけてるパターンです。

でも共通点がないということは私が持ってない全てを彼は持っているということで、だから私には全く見えない彼が見ている世界を一緒に見てみたいと思うのかもしれない。夫婦とは何年経ってもどういうものかよくわからない、不思議で探求しがいのある面白い関係です。

23日目の今日は、結婚10周年記念日でした。出会ってからは20年以上。いつもありがとう。

長女は絵を描いてくれました。10年といやぁおめぇさん、スイートテンなんとかっつーやつじゃねーんかい?!と思ってたらあれはどうやら都市伝説で、錫婚式というのですね。
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指輪は私の好きな、オールドファッションと、ポンデリングにしたのでした。うしくんがデザインして自分たちで作ったのも良い思い出です。
上海にミスドがあればいいのに!!
この大都会上海ですが、ミスドはないのです。

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21日目。

気持ちの波の振れ幅が大きくて、よっしゃーまだまだいけるぜ!という日と、なんもかんもイヤという落ち込む日が交互にやってくる感じ。日によってもだし、1日の中でも波が来る。

昨日はついに変化があって、私達のマンションが「管控区」という、敷地内は自由に歩いていい区分になった。みんな大喜び、子供達は庭かけまわり、物事が前進したことを喜んだ。

しかし、深夜になって1人陽性者が出たと通知があり、今日からまた、部屋から一歩も出られない封控区に逆戻り。また2週間!

たった1日の解放…😢みんなで喜んだだけに、より落ち込んだ。子供達に「また出られなくなった」というのを伝えるのも辛かった。

今の日々、1マスおきくらいに書かれてる文字が全部「ふりだしにもどる」のすごろくだ。しかも、1人がそのマスに止まったら、プレイヤー全員が振り出しに戻されるルールだ。

陽性者の人はもちろん、一切、誰も悪くない。私だって明日なるかもしれない。

ただ何千人規模の小区で、たった1人陽性が出るたびにマンション全体を2週間封鎖する、このルールがどう考えても無理がある。この3週間、誰も家から出ていないのだから。問答無用の一律ルールではなく、小区の規模によって棟ごとにするとか、細かい設定にしないと結局のところロックダウン解除後も誰一人、無限ループから出られないことになる。

自分たちが出ることよりも、今はとにかくもっとルールが緩和され、動ける人の総数が増えることを願う気持ちが大きい。ずるいとは思わない。自由に歩き回れる人たちがもっともっと増えればいい。動ける人が増えれば、静止してる空気が息づいて変わってくると思う。街は体で、人は細胞で、血液は流れる必要がある。全部繋がってる。もう3週間仮死状態(地域によってはそれ以上)の上海だけれど、どうにか血液を少しずつでも循環させて、稼働できる臓器と細胞を増やして、身体全体を動かしていかないと、本当にこのまま動けなくなってしまいそうだ。

今日は、嬉しいこともあった!前に団体購入で買った、スタバのコーヒー豆が届いたのだー!いえい。コーヒーで生きてる私なので、お酒はなくても我慢できるけれどコーヒーが尽きるのが不安だった。残りが少なくなってくるのが不安で、最近はずっと、1杯分のコーヒー豆で2杯淹れて薄めていたのだー!

昨日は落ち込んだけれど、コーヒーが補充されただけで気持ちに余裕が。
我ながら御し易い心です。笑
いつまで続くかわからんが乗り越えてやろうじゃないか、という気持ち。

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おやつは最近自作ばかり。
小麦粉、砂糖、バターをもっと備蓄しておけばよかったと悔やんでいます。
あるものはありすぎ、ないものはなさすぎるのですが、先日もバナナだけが60本くらい来たので、しばらくバナナ主食生活。
バナナアイス、バナナケーキ、といろいろ作りましたが、焼きバナナの美味しさに開眼!

ロックダウン15日目。
家から出られない暮らしも15日目。
上海に来た時のホテル隔離が2週間だったので、閉じこもり生活はここから記録更新。ホテル隔離に比べたら自宅なんて楽、と思っていたけれど、あの頃は何もせずとも朝昼晩とごはんが出てきて、終わりも決まっていたから、こうなってくると全然楽だったな!しかし違う区に住んでいる私の友人は3月16日から封鎖されていて、だからまだまだ泣き言は言えない。

どんな暮らしでも「慣れる」ことの力は大きい。初日、あんなに異様に見えた無人の街にも、すっかり普通になってしまった。嫌じゃなくなるということではもちろんない。一刻も早く解放されたい。でも、「慣れる」は脳が人の心を守るためにうまくできている仕組みなんだと思う。

先日は午前と午後、2回PCRのために家の外に出られる日があって、「2回も外に出られるなんて!」「今日はいい日だー!」と家族で歓びあったけど、この会話、歓びのハードル下がりすぎである。笑

2回目の配給があったけれど、家族4人では全然足りないので、引き続き団体購入頑張る。だからいろいろ届くんだけど、タイミングが全く調整できない。足りないなあ、と思っていたらいきなり卵が90個きたり。玉ねぎは1個もないのにニンジンは8本みたいになったり。日持ちしない葉物野菜ばかりどかんと来たり。
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そして、ついにうちにもきた、頭と足がついたままの鶏さん…。
ビニールに入って、うっすら目をあけてこちらを見ていらっしゃる。頭や足をどうするのか、内臓は。どうするのかわからないので聞いたり動画で調べたり。夫の牛くんも頑張り格闘。感謝の気持ちで大蒜生姜と一緒に長時間煮込んで、濃厚鶏スープ完成。美味しいラーメンにしていただきました。鶏さんありがとう。
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見たことがない野菜も届く。棒みたいなものは茎レタスというらしい。早速娘たちは遊び出す。むいてみたら美しい翡翠色で、佃煮にしたらとてもおいしかった!こんな暮らしじゃなかったら絶対やらないことやり、自分じゃ買わない食材に出会っている。やりくりスキルと、サバイバルスキルは確実に上がっている気がする。
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毎日毎日、食材とごはんのことばかり考えてしまう。こんなにもみっちり自炊のみの日々は、かつて一度もなかった。私は食いしん坊なだけで、料理が得意なわけではない。やらないでいいならやりたくない。でもとにかく「家族のおなかは満たされてなくてはいけない」という激しく強い気持ちが自分の中にあることはわかった。あとどのくらい封鎖されるかわからない中で、残された材料をどう保存し、どのくらい使うか、頭を悩ませながら献立を考える。

調味料関係は手に入りにくいので、醤油や味噌やみりんはチビチビ使うし、本当は玉ねぎ1個入れたいけど半分にしようとか、この料理は油をたくさん使っちゃうからやめよう、とか、頭フル回転で調整している。本当はやれることがなく家にいる今、映画みたり中国語勉強したりしたいのだけど、物資入手のためにスピード第一の共同購入グルチャを見てなきゃいけない焦りから、何にも集中できないのが辛い。何か意味のあることをしなくてはと思うと、結局一日中台所にいることになる。でも「考えて、作って、食べる」というシンプルな行為が、今の暮らしの中での達成感であり、平常心を保たせてくれる時間の区切りであり、心が落ち着くプロセスであることも確か。

今、上海市の中でも今ごくごく一部が解除され始めていて、だから全くの無人だった街に最近は散歩している人が見えるようになった。出歩けていいなあ、という気持ちよりも、少しずつでも街が動き出してる、外に出られてる人もいる、そのことが希望であり、嬉しい。しかし一度解除されても、安心はできない。マンションの中でもし1人でも再び感染者が出たら、その日から再度封鎖2週間。解除!の通知が来て、喜んだ次の日にそこから14日間と言われたら、本当に心折れると思う。

だから今は何も考えず期待せず、一喜一憂せず、
ただただ、今日を、今を、生きるのみ。
今日のごはんのことを考えるのみ。

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ロックダウンもついに10日目突入。
毎日検査ばかり繰り返され、解放の気配なし。娘8歳はすっかり検査にも慣れたもので、ささっと自分で自分の抗原検査をし、妹の検査もして結果まで出してくれる。笑

街は死んだように眠ったまま。閉じ込められている2600万人の心が焦燥でどんどん煮詰まっていっているのがわかる。

一歩も外に出られず、いつまで出られないかわからず、配給は地域によってずいぶん内容に差があり、食料は枯渇していく。食料を共同購入するためにスマホと1日睨めっこで必死になり、(200人以上入ってるグループで滝のように中国語で情報が流れていくので、タイミング見計らわないと何も買えない。)必死になってやっと頼めたものがあっさりキャンセルされたりする。

「食べる物がない」という状態が、こんなにも人を焦らせるのだということがわかる。特に中国の人は普段から食に重きを置いているというのもあるかもしれない。「届くはずのものが届かない」「届いたものの状態が悪い」という諍いがあちこちで起き、SNSはギスギスするし、奪い合いや盗難などの事件もニュースで見る。リアルW.Dの世界!

人間って「米と肉と卵と野菜と牛乳」だけで生きてるわけじゃない。朝起きて淹れるコーヒーや、お風呂あがりのビールや、夜中のポテチ。それでも嗜好品は我慢すればいいとして、赤ちゃんの粉ミルクやオムツが足りない人や、検診に行きたい妊婦さんや、大型犬を散歩させなきゃいけない人や、アレルギーや持病のある人は更に気持ちが張り詰めるし本当に苦しい状態だと思う。

残された食材をパズルのように組み合わせながら1日2食にするかな〜とか考える。
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ちなみに我が家のビールは尽きた!つらい!笑 コーヒーはまだあるけど大事に飲まなくちゃ。甘いものもなくなり、我が家で一番の甘党、次女6歳がipadで何か熱心に画像検索してるな〜と思ってあとから見たらこの画像と履歴。目で楽しんでいるんだね…。不憫だと思いながら笑わずにはいられない…。

ゼロとか目指さなくていいから!!
とりあえず早く出して〜!(多分これ今の市民全員の本音)

私たちは今、客観的に見ても結構なむちゃくちゃな状態におかれている。

いる、けど。どんな時でもその中で見えてくる光の側面があり、希望もまたあるなと思う。励まし合える仲間たちがあちこちでみんな頑張ってること。愚痴を言い合え、情報をシェアし合えること。

みんな同じ状況で、物資もいつなくなるかわからないのに、「食材大丈夫?」「卵いる?」「トイレットペーパーあげるよ!」と、分けてくれる同じマンションの友人たちの存在。

マンションの同じ棟全員が参加しているグルチャ(ライングループみたいな)で中国語が飛び交う中、「外国の人がいるから誰か訳せる人いませんか?」と聞いてくれる人、「英語なら!」とボランティアで訳してくれる人。一度も顔を合わせたことのない、同じ棟に住んでいる人が無償で塩と油を分けてくれたり。1年間同じ建物で暮らしていても、顔もわからないし挨拶もしたことないのに、こういう時の隣人の暖かさは身に沁みます…。封鎖が終わって会えたらお礼を言おう。

非常事態の中でも、ゾンビがおそってくる世界であったとしても、最後のひとつのパンを隣人と半分こできる人間でいたい。でももし本当の真の「飢え」の中に置かれたとしたら?果たして自分はそのように行動できるだろうか?

そうありたいと、頭では思う。でも、わからない。問いを突きつけられる日々。

「食べ物がいつでも手に入る」ってすごい世界だったんだなあ。

昨日は2本1300円くらい(高!)で購入した牛乳が届いて、今日は共同購入できたフルーツが届いた。ビタミン嬉しい。強力粉があったのでパンも焼いた。米はたくさんある。

やっぱり今はどうしても愚痴っぽくなってしまいますが、我が家はそのような感じで大丈夫です!

窓の外に見えるコンビニ、家から徒歩1分のコンビニが今は限りなく遠い〜😂

一人になれる時間がないので、毎晩深夜に全力で何かを取り戻している気がします。落ち着いて思考する時間がないと、自分の形を保てない。夜中にいつも通り仕事をしている時間に、今はとても救われています。昔から、どんな辛い時でも、ただ絵を描くことに没頭していることだけが、日常の全部が消えて何かに吸い込まれていくような時間をくれるな。家事を終わらせて、メールも返信し終わって、疲れて眠くなるまで描く、その時間はロックダウンのことも全部忘れて、いくらでも遠くに行ける気がする。

終わりは必ずくる。当たり前のように外食し、デリバリーする日が戻ってくるだろう。それは、幸福なこと。けれど、今回気づいたこと、今感じていることを忘れないでいたいと思う。

外に出られずとも、今日の夕焼けはとても綺麗でした。
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ロックダウン5日目。
予定では今日解放でしたが、無理そうだなあと思っていたけれど、案の定、なんの公式発表もないまましれっと延長されております😂

窓の外の街は、ずっと眠っている。

この2週間で、夜遅くや朝早くに呼び出されながら、抗原検査3回、PCR2回受けました。全部陰性、同じ棟の人たちも全員陰性。それでも出られないぜよ〜

5日分しか準備してないし、長引くと食料以外の生活物資もなくなってくるのが心配です。2022年の大都会上海で、部屋から一歩も出られない、デリバリー届かない、何も買えない、兵糧で乗り切ってるってどういう状態ー!笑
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昨日はマンション全体に食材の配給がありました。タチウオ!
自分で料理したことがないので、アドバイスをもらって、バター焼きにしたり、南蛮漬けにしたり、チャレンジしたいと思います。貴重なたんぱく質😎
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牛乳、フルーツなどが全くないので、ほしいな〜。

と、だんだん愚痴が多くなって恐縮ですが元気です。
なんでも笑いに変えていかないとね。

餅つき機で餅をついて、ベランダで炭火で焼いて気分だけでもアウトドア。

餅は心を救う。
餅は正義。

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42歳。
上海で迎える2回目の誕生日。去年はホテルに隔離されていて(防護服の人が、チョコレートをおまけにくれた)来年こそはと思いきや、今回のロックダウンで、いろんな意味で感慨深い〜!ここ数日はメンタルが野菜に支配され、玉ねぎを探し求めてスーパーに走って、やっと見つけたと思ったら腐ってる、みたいな夢を見たり、娘と遊んでいる時にペンギンのぬいぐるみのことを「そのニンジン」と呼んでしまったり。笑
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外に出られなくなるので、マンションの敷地内にシートを敷いてケーキを食べました。友達のカキちゃんがお花をくれて、更にみんな備蓄したい時なのに八百屋さんですごく並んで買えた野菜をたくさん分けてくれて、本当に人の優しさが沁みる…😂 こんなに野菜のことを考えたことは今までなく、もらった生野菜がこんなに嬉しかったこともなく。後から振り返ったら全部「あんなことあったわー!!」って思い出して笑い合えるな。家族がいる、友達がいる、冷蔵庫もいっぱい、洗濯機もある、ビールもある、お菓子もある、Switchもある、大丈夫。
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娘たちは「なんでも券」を作ってくれました。なんにでも使えて(ただし一日2回まで)、何回でも使えて、さらに有効期限は「むげん」と言うので、「ほんとうだね??ほんとにむげんでいいんだね??」と何回も大人気なく(笑)言質を取って保存したので思春期まで大事にとっておこう…!
42歳も精進して参ります。

そして4月1日から、からロックダウン開始しました。2600万人都市の上海が、窓から見ると完全に無人、普段賑わってる大通りも無人です。完全にホラー映画で、アイアムアヒーロー状態。お店の電光掲示板や、信号などは普段通り動いているのが余計にホラーで、たまに見える動いている人は真っ白の防護服なので、4月1日だけに本当嘘みたいな風景です。最低5日間のロックダウンがあと何日続くのか、いつ外に出られるのかは現時点では不明です。(街は区画ごとに区切られて、もしその区画の中に1人でも陽性が出たらその地域は引き続いて封鎖になります。)とりあえず、早く出られますように!先ほど1回目のPCR検査終了。(ここ2週間では3回目)

でも、この「無人の大都会」の光景は面白く、絵でも漫画でも映画でも、作る人にとっては、何かがムクムクとわいてくるような気がします。
こんな上海、多分一生のうちで今しか見られない。
街そのものが眠っている。

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