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昨日12月18日、表参道Rainyday bookstore & cafe で開催された「デナリとクリスマスカードを作ろう」ワークショップ、無事に終了いたしました。来てくださった方、スタッフの方、ありがとうございました!ワークショップはうれしいことに満員御礼、忙しい年末の、しかもクリスマス前のこの時期、集まってくださった方々には本当に、感謝です。
ひょんな事からつながりが生まれたスイッチパブリッシングのみなさまとこのカフェ。本がたくさん読めてコーヒーが美味しい、素晴らしいカフェ。ここで自分のイベントが出来る日が来るなんて思ってもみなかったなあ。

兆しを感じた時に、その兆しの兆しみたいなものを見つけて、そのしっぽを捕まえられるかどうか。それで全てが変わっていくんだ。その兆しはだいたい本当にかすかで、気づかない方が普通くらいなんだけれど、気配を感じる時には必ず、目のはしっこにその姿が映る。

関係ありませんがその生き物的な気配を私は「ひょん」と名づけ、以前「ひょん考」というコラムを違う本屋さん(旅の本屋book246)のサイトで書いたことがあったのを思い出しました。もう何年も前ですが、よかったら読んでください。

脱線してしまった。

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私がサンプルで作ったカードたち。毎回新しい気持ちで、ワークショップごとに自分も作るようにしています。さすがにもうカード作りのワークショップも4回目くらいなのでだんだんと高度な事が自分でも出来るようになり、人にも教えられるようになってきました。笑

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材料エリア。個人的に大好きなハンズやユザワヤ、あの「素材を見ているとわけもなくワクワクする」という感じをちょっとでもみなさまに味わってもらえたらいいなと思って、使いやすいものも「え、これどうするの?」みたいなものもごちゃっと並べてみました。

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ワークショップ開催中。私がえらそうに何か説明しているように見えますが、たいしたこと言ってません・・。折れやすくするために薄くカッターで跡をつければいいところを、切りすぎてしまってちぎれて、分からないように後ろからセロテープで止めているような女ですよ・・。「デナリ先生」って呼ばれるの、すごく恥ずかしいです。

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みなさま黙々とカード作りに没頭中!本当に集中すると、世界に自分とそのカードしかないみたいな不思議な気迫と透明感がみなさまの目の中に見えてきて、その瞬間が一番好き。私も自分でやっているから分かるのですが、こういう作業って本当に時間が経つのがあっと言うまなのです。「あと10分です」と声をかけると、100%の確率でブーイングがきます。ははは。

毎回、自分では全く想像もつかないようなカードが出来上がるから、誰より何より私が一番楽しいんです。今回は私がクリスマスツリーとして作ったシートを切り抜いてさかさまにして「ドラゴンの頭」として使用している方が居たりして、度肝を抜かれました。あと、私が用意した材料を一切使うことなく、アクリル絵の具とパレット、筆洗持参で黙々と素晴らしい絵を描かれていたSさん・・・素敵でした。

ひとつ残念だったのが、毎度そうなのですが今回は特に、時間がおしてしまって、最後の方バタバタしてしまったことです。いつもみんなの作品を一緒に並べて写真を撮ったり、集合写真を撮ったり、しているのですが、今回そういう事が全然出来ませんでした。このブログを読んでいる参加者の方で家でカードを完成させた、という方、是非写真を見せてほしいです。

最後は、恒例デザートタイム。スタッフの畑川さんがものすごくおしゃれで美味しいアラスカをイメージしたスイーツ、「ベークトアラスカ」を作ってくださいました。スポンジの上にふわっと雪みたいにメレンゲの焼いたものが乗っかっていて、本当に美味しかった。

楽しい夜でした!またやりたいです!!
今度はカードじゃないワークショップもやってみようかな・・「こんなものを作ってみたい」などのご希望があれば、コメントくださいませ。

図工のじかんは、楽しい。
大人になっても図工のじかんは、たまにあったら、いいとおもう。

自分に問いかけてみてください。

「最後にアラビックヤマトで手をベタベタにしたのはいつだろう?」

と。