
その道は一見とても正しく見えて、みんながそこに行けと言っていて、自分でもその方がいいだろうなあと思うのに、なんだかなんだか何かがひっかかるということはどんな時にでもある。何がひっかかるのかは分からない。自分で掘り下げてみても、悪い点は特に見当たらない。でも、何かが気にいらない。その道を行くと起こるであろう何か、もたらされてしまうであろう決定的な何か。
なんで行けないんだろう、って思って、行きたいはずなのに、って思って、もしかして本当はいきたくないのかもしれないって思って、じゃあ何でだろうって。
そこにいかないなら、どうしたいんだろうって。
迷わず行けよ、行けばわかるさ、でいいのかもしれない。でも何かがひっかかるなら、そこにきっと意味がある。見てみないふりして、何かをないがしろにすると、きっと後で手に負えないことが起きる。だから直感を信じて、ちゃんと何かの正体をつきとめなくてはいけないと思う。
行かないこともまた、ひとつの道。
けれど結局どれだけ考えても、出来るのは、ただ、進むことのみ。
迷ってもいいけど行けよ、行けばわかるさ。