次女5歳、幼稚園最後の運動会。天然でマイワールドを生きてて、頑固で、なにかと「一筋縄ではいかない」キャラの次女。
小さい頃から本番になると緊張で縮こまってしまうところがあり、泣いてしまって全く練習通りにできない、という姿を何度も見てきたけれど。もう5歳だし、年長さんだし、という気軽でどっしりとした気持ちで応援席に座ったら…開会式より前から待機場所で既に号泣している姿を発見😂
やっぱりかーーー。
年少さん含め誰も泣いていない中、運動会が始まっても次女だけが号泣し続け、ダンスは全く動けず、かけっこも先生に手をひかれて歩いてゴール。こちらの心が痛い。
泣いてもいい、緊張するのもしょうがない、私にできるのは応援することだけ。でも、練習を頑張ってきてる姿も、「たのしみー!」とニコニコしていた姿も知ってるからこそ、本人が本番を楽しめずに終わってしまうのが不憫だなあと、私も気が気ではない。他の競技にも全然集中できない。
プログラムが4分の3くらい終わっても、ずっと泣き続けている。先生も困り顔。次に彼女が出た種目は、縄跳びリレー。縄跳びしながらトラックを一周するという園児にはわりと難易度の高いもので、始まる前から心配しかない。それでも彼女はよろよろとなんとか走り出したのだが、ただでさえ泣きながら走ってるのに縄跳びしながら、というのはやはり難しかったらしくトラック半周過ぎたあたりで、ズザーーーー!と盛大に転んだ。
「あっ!」
とみていた人全員が心で叫んだ瞬間…多分…。
彼女はうつぶせのまま更に泣き出してうずくまった。誰もがもう走れない、と思ったと思う。
私も、ああ、このまま先生に抱えられてリタイアするんだろうな、と思った。
が、その時。
次女は自分の力でヨロっと立ち上がり、また縄跳びをとびながら走り出したのである。泣きながら縄跳びして、途中歩きながらもそのままちゃんとゴールまでいった。
その姿を見られただけで。
体も小さく、気も弱い彼女がそうして自分の力で走りきった姿を見られただけで。
私が一生分くらいの勇気もらった気持ちでした。
そしてみんなに応援されて、ちょっと気持ちが落ち着いたのか、その後は泣き止んで最後の年長さんだけの種目、組体操も立派にやり切りました。
小さいからピラミッドはもちろん一番上。自信はなさそうな顔だけれど、キリッと前を向いて。
最後のリレーの時は、笑顔でした!
上海に来て新しい幼稚園になり、環境の変化に弱い彼女はずっと情緒不安定で毎朝バスに乗る度に泣き続け、帰ってきてからももう行きたくないと泣き続け、とにかくやっと泣かないで登園できるようになったのが半年経った今、という感じなので、それもあって感動ひとしお、途中から私は涙腺崩壊して何も見えなかったのですが、一緒に応援してくれたママ友たちが彼女の写真も撮っていてくれて、そんな温かさにもたくさん感謝した運動会。
やー、よく頑張ったな。ただでさえ苦しい状態で、みんなが見てる前で転んでしまう恥ずかしさは、5歳には大きなものだと思う。よくあそこで心折れずによく立ち上がった。
子供の生き様に大人が教えられることって本当に多いな。こうなるだろう、きっとこう、経験からつい決めつけてしまう、そんな大人の想像の斜め上を、軽々飛び越える大きな羽を彼らは持っている。
しかし、来年小学生になるなんて信じられないなあ…。
大丈夫かなあ。笑
小さい頃から本番になると緊張で縮こまってしまうところがあり、泣いてしまって全く練習通りにできない、という姿を何度も見てきたけれど。もう5歳だし、年長さんだし、という気軽でどっしりとした気持ちで応援席に座ったら…開会式より前から待機場所で既に号泣している姿を発見😂
やっぱりかーーー。
年少さん含め誰も泣いていない中、運動会が始まっても次女だけが号泣し続け、ダンスは全く動けず、かけっこも先生に手をひかれて歩いてゴール。こちらの心が痛い。
泣いてもいい、緊張するのもしょうがない、私にできるのは応援することだけ。でも、練習を頑張ってきてる姿も、「たのしみー!」とニコニコしていた姿も知ってるからこそ、本人が本番を楽しめずに終わってしまうのが不憫だなあと、私も気が気ではない。他の競技にも全然集中できない。
プログラムが4分の3くらい終わっても、ずっと泣き続けている。先生も困り顔。次に彼女が出た種目は、縄跳びリレー。縄跳びしながらトラックを一周するという園児にはわりと難易度の高いもので、始まる前から心配しかない。それでも彼女はよろよろとなんとか走り出したのだが、ただでさえ泣きながら走ってるのに縄跳びしながら、というのはやはり難しかったらしくトラック半周過ぎたあたりで、ズザーーーー!と盛大に転んだ。
「あっ!」
とみていた人全員が心で叫んだ瞬間…多分…。
彼女はうつぶせのまま更に泣き出してうずくまった。誰もがもう走れない、と思ったと思う。
私も、ああ、このまま先生に抱えられてリタイアするんだろうな、と思った。
が、その時。
次女は自分の力でヨロっと立ち上がり、また縄跳びをとびながら走り出したのである。泣きながら縄跳びして、途中歩きながらもそのままちゃんとゴールまでいった。
その姿を見られただけで。
体も小さく、気も弱い彼女がそうして自分の力で走りきった姿を見られただけで。
私が一生分くらいの勇気もらった気持ちでした。
そしてみんなに応援されて、ちょっと気持ちが落ち着いたのか、その後は泣き止んで最後の年長さんだけの種目、組体操も立派にやり切りました。
小さいからピラミッドはもちろん一番上。自信はなさそうな顔だけれど、キリッと前を向いて。
最後のリレーの時は、笑顔でした!
上海に来て新しい幼稚園になり、環境の変化に弱い彼女はずっと情緒不安定で毎朝バスに乗る度に泣き続け、帰ってきてからももう行きたくないと泣き続け、とにかくやっと泣かないで登園できるようになったのが半年経った今、という感じなので、それもあって感動ひとしお、途中から私は涙腺崩壊して何も見えなかったのですが、一緒に応援してくれたママ友たちが彼女の写真も撮っていてくれて、そんな温かさにもたくさん感謝した運動会。
やー、よく頑張ったな。ただでさえ苦しい状態で、みんなが見てる前で転んでしまう恥ずかしさは、5歳には大きなものだと思う。よくあそこで心折れずによく立ち上がった。
子供の生き様に大人が教えられることって本当に多いな。こうなるだろう、きっとこう、経験からつい決めつけてしまう、そんな大人の想像の斜め上を、軽々飛び越える大きな羽を彼らは持っている。
しかし、来年小学生になるなんて信じられないなあ…。
大丈夫かなあ。笑