長い春休み、北京に続いて台湾に行ってきました。まるまる1週間と長い旅、さらに今回は日本から久しぶりに会える家族も合流しての、にぎやかな旅となりました。大好きな台湾。もう5度目だけれど、行く度にもっと好きになる。ここ最近台北ではいつも同じ宿に泊まっているので、写真を撮ると子供の成長も定点観測できて楽しい。このブログに台湾が登場するのも…5回目かな!?
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まず台北を通り過ぎて新竹市まで行き、一度行ってみたかった動物がわさわさホテル内にいるサファリホテルに泊まり、その後台北で家族と合流。その次の日には43歳の誕生日を迎えて、家族で乾杯、お祝いしてもらえました。

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夜市へ行き、足マッサージをし、101へ行き、故宮へ行き、九份へ行き、美味しいものを食べまくり、と定番の過ごし方をしていても、その時のメンバーで旅は毎回全然違う味わい。今回は10年前に一度訪れ、絶対にまた行きたいな〜と思っていた食養山房にもう一度、家族と行けたのが嬉しかった。ごはんのおいしさ、太陽と緑とあの湿度と、みんな優しい笑顔で、台湾にいると体も心もふーっと緩んでいくのがわかる。上海にいるとデリバリー文化が発達していて家で食べることも多いけれど、夜市に行くと台湾の人の食に対するエネルギーが爆発していて、歩いているだけで体の中から生きる元気が充電されていく。
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最終日にはまったりと部屋で「孤独のグルメ」の台湾編を見てからその店に直行してゴローさん飯を食べる、という最高にミーハーでハオチーな過ごし方をして大満足。しっかし、美味しいものがありすぎて、毎回明らかに増量して帰るのが台湾!😎いや本当、おなかがやばいことに…。上海戻ったから断食しなくちゃ…。

中国語を勉強して、市場でのやりとりも簡単なことなら自分でもできるようになった✊面白かったのは、上海に暮らしていると台湾に行った時に「字画多っ!!!」ってなること。笑 簡体字を勉強する前は繁体字の方が読みやすかったのに、不思議なものだな。簡体字を勉強したあとに繁体字の国に行くと、「ああ、なるほど、だからあの字はああなっているのね!!!」というルーツがわかって余計に面白い。例えば簡体字だと「豊」という字が「丰」になるの雑すぎやしないか!?って思ってたんだけれど、今回台湾で「豐」を見て、あ〜そっか〜!この部分をとったのか〜!と思って納得した。「點」の字をよく見かけて、これなんだろう、って思ったけど「点」だとわかった時も感動した。繁体字の美しさをあらためて感じると共に、より多くの人が書きやすいように、見やすいように、と作られたであろう簡体字のデザイン性にも同時に感心した。漢字は面白い。もっと知りたい。

70過ぎて身軽に台湾に来てくれる両親のフットワークの軽さを尊敬するし、みんなで健康で旅ができることに感謝しかない。41の時も42の誕生日も隔離されていたので(笑)みんなにお祝いしてもらって、今年は3年分のご褒美をまとめてもらった気持ちです。ちょうど去年の今頃ロックダウンで先が見えず暗い気持ちで過ごしていたことを思い出すと、1年が経ち、こうして隔離や封鎖の緊張がなく海外旅行ができるようになったことが夢のよう。

旅の始まりのワクワク、終わりのバイバイの寂しさ。ひっくるめて、人生の縮図。
近くても遠くても旅。どこに住んでいても、どんな風に過ごしても、旅。
今年はもっとたくさん旅ができたらいい。
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台湾に、ありがとう。
レベル43も、頑張ります!