
たどり着いた先には 比べ物にはならないほど 大きな猫。
「ダルマ様を連れてまいりました」
「おお、その青き衣。伝説の通りだ。」
猫たちはチュー・ダマを伝説の救世主であると言っているようです。

「猫たちは何か勘違いしている」と、オー・ダマはコ・ダマに言いました。伝説の救世主なんかじゃないことは オー・ダマにはわかっていました。生まれた時からずっと一緒なのですから。
「チュー・ダマを助けよう。そしてまた3つ並んで転がろう。」
旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。