img20060423_2.jpg今週末は会社の同僚の結婚式に参加しました!私にとってはとても大切な友人2人の結婚式。なので当日は私まで不必要に朝からドキドキしてしまった・・。
式の場所はあの小笠原伯爵邸。邸宅ウェディングというのも最近流行っているようですが、格式と雰囲気があり、かつ派手でなく、とにかくもんのすごく素敵な場所でした。
そして結婚式そのものの素晴らしさは言わずもがな、です。中庭には太陽がさんさんと輝き、幸せな二人の姿と、日本はもとより世界各国から祝福のためにやってきた人々の暖かな気持ちと、新婦のお父さんの幸せそうで、ちょっと寂しそうな顔と。
結婚式というのは良いものです。全く別々の家庭に生まれた2人の人間の(あ、今回の場合は国だって別々だ!)、家族からの卒業であり、はじまりなのです。そしてどういうわけだか、とにかく涙が出てくるものなのです。

で、ちなみになのですが、私が緊張する理由としてはもう1つありました。
それは、私がこの結婚式の紙モノ関係のイラスト全般と、なんと引き出物のデザインまで任されるという大役を仰せつかっていたからなのです!2次会のインビテーションから、ウエディングボードや、メッセージカードや席次表など、ぜんぶぜんぶ作りました。結婚式なんてそんな一世一代の大イベントに、私の絵が良いと思ってもらえたことが光栄であり、嬉しいことですが、同時に緊張もしました。この絵が、いろいろなものに使われた2人を描いた絵。背景の街は、2人にとって大事な街であるスウェーデンをイメージしております。

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これが、引き出物用に作ったペアのマグカップ。「海」と「空」の旅をそれぞれイメージしています。(底にはデナリロゴも入れさせてもらいました♪)いわゆる引き出物のグラスやマグなどにある、「太郎ハート花子」みたいなものにしたくないという事でしたので、日常使いできるマグというのを想像して、本当に好きに描かせてもらいました。空のように広く、そして海のように深い愛をはぐくんで一緒に旅をしてほしいな、という製作者側のひそかな意図が込められています。
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なので、空の方の中には空を舞う2羽の鳥が。

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そして海の方の中には海を泳ぐ2匹の魚が描かれています。


何十人という挙式に参加された方に、これからもこの幸せな日を思い出してずっとペアで使ってもらえるマグになったらいいな、と。

とにかく、そうして主催側としてかかわらせてもらっただけでなく、昨日は3次会にまで参加させてもらって、本当にたくさんの幸せなエネルギーを分けてもらった素晴らしい一日でした。

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ありがとう!そして本当におめでとう。