本日冬至、夜が1年のうちで最も長く、そしてこれからは太陽が出ている時間がどんどん長くなっていく、温かさが始まる日。そんな今日は船で3ヶ月間ずっと寝起きを共にした大事で大好きな友達、メグの結婚式。またまた絵を描かせて頂きました。
場所は小笠原伯爵邸、ここ本当に好き。
邸宅ウエディング、憧れます。
私は船旅の間、最下層に近い船底のギシギシ言う6畳くらいの狭い部屋で3人で共同生活を101日間していたわけですが、その時に同室だったのがコロンビア人のマリアと、そしてメグです。英語、日本語、スペイン語が飛び交う部屋でした。「寝食を共にした」とはこのような関係を言うのでしょう。関係が濃くならないわけがない。通訳チームの中でも一番いろいろな話をしたし、普段の生態をお互い観察しながら嬉しい事も愚痴も、分かち合いました。
メグはパナマで働いていたのでスペイン語が堪能で、旦那さまとも南米で出会った関係なので、今日の結婚式はとにかく「ラテン」!マリアッチは生歌をずっと披露してくれているわ、新郎新婦はタキシードとドレスでアルゼンチンタンゴを踊るわ、中庭でピニャータ(中にお菓子が入っている人形を空からつるして、スイカ割りのノリで新郎が棒で人形が壊れるまでたたきまくって、そうすると人形が割れて中に入っているお菓子がぱらぱらとみんなの上に落ちてくるの。私もメキシコでやった。)はあるわ、ガータートス(新婦がブーケを投げるだけじゃなくて、新郎が新婦のガーターを投げて未婚の男性が取るというもの。はあるわでもう最高ーーーーに楽しかった。日本にいながら、南米の現地のウェディングに参加したような、楽しさがありました。小笠原伯爵邸が、南米と化していました。笑 でも、本当にいいなあ。気取らなくて、あたたかくて。私もこういう風にしたい。
メグが挨拶で言っていた、アフリカのことわざ。
「ひとりで行けば、早くいける。みんなでいけば、遠くまでいける。」
うん、みんなでいたから、私たちは一緒に地球一周まで出来ちゃったんだよね。おめでとう。そしてこのよき日を飾らせてくれて、ありがとう。
またいつか一緒に旅をしようね。
と、ここで感動的に終わればいいのですが。
イチゴ大福の流れで、書かずにはいられなかった幸せなはなし。
体験しちゃった!!はじめてのチョコレートファウンテン!!
きゃー!しかも大好きホワイトチョコ。
どうどうと滝のように流れ落ちるホワイトチョコに、フルーツやチョコレートケーキを好きなだけひたして いただきます。イチゴ、キウイ、シナモンドーナッツ、チーズ、あんず。なんでも合う。いやん。
このチョコの滝に存分に打たれたい!泳ぎたい!
と、ずっと思っていた次第です。THIS IS 荒行ならぬ幸行。
こうして人は年末に向けて脂肪を増やしていくのです。