
昨日、使っているカード会社からいきなり電話があった。
そんなこと今までなかったので、なんだろう、と不審に思う。
「大野様、本日13時頃埼玉県川口市のジャスコで高額のご決済をされましたでしょうか?」
と、言わてて慌てる。
行ってないし!
買ってないし!!
その時間、東京で仕事してたし!!!
最近カード紛失したこともないし!!!!
びっくりでした・・・・
聞けば、私のカードで、10万くらいの家電製品が買われているとのこと。
そしてそのあと間をおかず、数万単位で、川口市内で何回か数万単位で買い物がされているとのこと。
東京都在住の私が川口市で家電を買っている、という点で最初の1回が怪しかったため、その後は保留にしてあるとのこと。
スキミングされたことにもびっくりですが、
それよりもカード会社のセキュリティシステムにびっくりして、つい興味本位でいろいろ聞いてしまった。
だって、私がたまたま埼玉に行って、川口市のジャスコで買い物をするのだって別に全然ありえない話ではないではないか!
これが、ブータンの電気屋さんで炊飯器とか買っているなら怪しむのも分かるが。
それなのに、それでセキュリティシステムを発動させるなんて・・・。
カードとか、落としたりしていなくても、スキミングはされるものなのですね。
私はゴールデンウィークにロンドンに行ったのですが、最近ロンドンでカードを使った人たちの間で同様の被害が増えているらしい。
旅先で現金を持ちあるくのが嫌いな私はロンドンのATMなど普通に何回も使っていたのでそこでどういうわけかデータを盗まれてしまったのでしょう。
しかし、ロンドンでスキミングされたデータが、めぐりめぐって
埼玉県のジャスコで使われるなんて!!!
国際的な怖いシステムの存在を感じます!
と、鼻息が荒くなりました。
You are what you buy とはよくいったものですがあらためて、カードで何かを買うということは、自分の消費行動、つまり私自身のライフスタイル全てがどこかに記録されている、ということに他ならないのだなあ。それはそれでよく考えたらなんだか恐ろしい。
世の中は案外奇妙なバランスの上に成り立っている。
なんだか当たり前に思っていたいろいろなことに疑問を感じた出来事。
みなさま、特に最近ロンドンいった人、カードの明細はちゃんといちいちチェックしましょうNE!