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昨日はなんだかへたれた書き込みで失礼致しました!熱も下がり、今日は回復しております。体が動かないと心も気弱になっていかんいかん。
ところで私は買い物に関してあまり後悔がない方です。買い物上手というのか分かりませんが、たまに「これは買うのが正しい」という奇妙な直感が働くのです。ただデパートとかブランドショップとか、そういうきちんとカテゴライズされている空間だとダメです。私が一番その本領を発揮するのは古本屋とか、のみの市とかフリマとか、とにかくあまり整然としていない、ごちゃごちゃと並んでいるものの中から「ピカリ」と光っているものを見つけるのが得意。つまりは「宝探し」が好きなのです。
「ピカリ」を感じた時、わりと値段も考えず即断即決で買ってしまう私。それを世間的には衝動買いと呼ぶわけですが、衝動買い上等です。
「衝動買い」って後悔の響きを伴うように語られるけれどそんな事はない。「欲しいな~」ではなく「買おうか買うまいか迷う」みたいなプロセスを無視できるほどの出会いがあったなら、それを入手することを無上の喜びと思うべき。たまにあるものです。それを自分が所有していないことがむしろ不思議だ、みたいなものが。もちろん、お財布さまとの相談は必要ですが、変に「どうしようかなあ」なんて悩みに悩んで「よし、やっぱり買おう!」みたいに買ったものの方が後々後悔したりするんです。

本日私は3980円のスカーフを買うかどうか散々散々迷ったあげく結局買わなかったくせに、スタバと迷ってドトールに入ってしまったくせに、オープン直後のCEDOKさんで発見した古いチェコ絵本たちに一目ぼれして、いきなり諭吉投入です。手にして開いた瞬間に、それが家の本棚に並んでいる風景が「見えて」しまったから。ははは。

消費感覚の不思議。
でも本当に素敵な絵本なんです。絵はもちろん、この手触りこのにおい。
嬉しいな~。
欲しいものを所有できる喜びは何者をも凌駕するのです。
またチェコに行きたいなあ。ツックル最新号ももうすぐ出るらしいですぞ。

といいながら先日の失敗買い物談をひとつ。
テレビのケーブルをネットで買って、6Mのものを買ったつもりが届いてみたら1Mしかなくて、当然穴からテレビの距離に足るはずもなく、アマゾンに怒り心頭で抗議のメールを書こうと思い、念のため自分のアマゾンのマイページの履歴を確認したら、「長さ6M」じゃなくて「ケーブルの直径が6MM」のものを買っていたのは紛れもなく私でございました・・・。6ミリ・・・。

こういうのを無駄使い、と呼びます。後悔の念でいっぱいです。