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無事に広島より戻って参りました。
やっと新居もネットにつながって、長らくのストレスから解放!
というわけでなんだか長い結婚式の感想です。

広島での式だったので旅行+結婚式という状態になり、さらに台風も重なってアワアワとしておりましたが終わってみれば全てがまるで奇跡のように順調だった。
前日までは嵐で新郎もスタッフも島までやってこられないのでは、という心配がなされていたのに当日の朝から次の日もずっと、快晴。宮島の女神様に感謝です。

ずっと家族だった人が、別の人の家族になるなんて
大野家全員にとって初めての体験でそれは何でもとりあえず最初にやってきた長女の私としてはなんだか変な感じでした。
結納式をしたり、いろいろ準備をしたり、それどころか式当日の朝ですら、それは「家族旅行」と同じ程度の「結婚式というイベント」にしか過ぎなくて、終わったら、またこれまでと変わらない家族の日常が戻ってくる、なんとなく家族全員がそんな風に思っていたような気がする。

こうして結婚式を終えて、東京に戻ってくるまでは。

苗字が私と同じじゃなくなった。
親族同士が向かい合うとき、妹が向こう側に座っていた。
何より式が終わって、妹は一緒にこちらに帰ってこなかった。(当たり前だ)
そんなわかっていたはずのことに、いちいち寂しくなったり緊張してびっくりした。

結婚式は言う間でもなく親父の一番長い日!

私は途中まで全然大丈夫で、イベントの流れで歌まで歌ってしまい、あ、このままだと普通に乗り切れるかも!って想ったのですが、最後、普段あんまり泣かない父親の歪んだ顔をみた瞬間視界がぼやけて何も見えなくなった。
例の一撃必殺悩殺技、新婦が涙ながらに読む手紙ってやつ!
あれははっきりいって反則だと思う。笑
そこに自分まで含まれていたらなおさら!
親父、心配すんな!まだ私がいるから!

桂。
私は今世ではたまたま君の姉として生まれたけれど
いつもしっかりしている君に私の方が頼っていたような気がするよ。
実際私の方が妹だと間違われることも多かったし!
一度も「お姉ちゃん」と呼ばれたことないし!
本当わたしたち、所謂「仲良し姉妹」っていうのからは程遠い時期が長かったよね。
小さい時から本当にたくさん喧嘩したし、
男兄弟みたいな、殴り合い取っ組み合いの喧嘩もしょっちゅう、
妹というよりはライバルとしての認識だったように思います。
チビのときから奔放で愛嬌があって甘え上手でいつも周囲の人気ものだった君が、人見知りが激しくて内向きで、自分の世界にこもる系だった私にとっては鬱陶しくて、受験も、門限も、ピアスの穴あけも、私が必至で切り開いた後をスイスイと歩いてくるように見えていつもずるいと思ってた。
同じ家に暮らしていても必要以上の話はしないみたいな時期もありました。
まさに冷戦時代。笑
君があのようにあるために時には無理していたことや、必要以上に気を使って家族を盛り上げるため頑張っていたこと、人知れず努力していたこと、妹には妹にしかない苦労があるということが今だったらよく分かるんだけどね。
でもごくたまに、なぜかすごく深い話を一晩中したりもしたよね。
本当は私はもっと話をしたかったんだけど、照れくさくて意地を張っていたんだと思う。あれは、テレビのドラえもんだと仲が悪いジャイアンとのび太が映画だと急に仲良くなるみたいな感じと似ていたなあ。

最近になってなんだか自然と距離が縮まって何でも話せるようになってきて
飲みに行ったり泊まったり、2人で旅行に行こうなんていう話になったり、大人になったもんです。

今本当に 心底 自分に妹というものがいることをうれしく思っているよ。
そして君という妹を誕生させてくれた
あのちょっと風変わりな愛すべきチチハハにも感謝だよ。
育った家庭環境というのはどれだけ頑張ったって、恋人にだって、他人には絶対理解できないものだし、それを共有出来る存在はかけがえがない。
私にとって君はこの宇宙でたった一人の存在です。

私はあまり模範的な良い姉じゃなかったし
あんまり姉らしいことをしてこられなかったと思う。ごめんよ。
だから、これからは君への想いの強さでもって、せめて姉らしさを発揮したいと
思うから、存分に頼ってくれたまへ。)

と、いうわけで。
妹は我が家からいなくなりましたが
反対にいきなり同い年の義弟が出来て
かかわりのある素敵な人々も一気にたくさん増えた。
結婚ってすごいなー。
「親族」がいきなり増える感じのすごさを初めて肌で味わっただよオラ。
広島を案内してもらって、素敵な船で島にも連れて行ってもらって楽しい旅でした。

桂さんおめでとう!!

そして素敵な結婚式と、メッセージと、

何より

他の誰かでもない、私の妹でいてくれてありがとう。

君の苗字が変わっても、大野家はみんな全力で 世界中の誰よりも
いつも君が最高に幸せであることを願ってます。

寂しいけどね。

幸せになれよ。