Denali's Room 一語一絵

旅と猫とあんことスイカを愛する絵描き、デナリこと大野舞が日々をつづっています。

カテゴリ: travel


ワイキキビーチのカワイイ父娘。
アロハ!


メコン川で船に乗って、観光客らしくヘビもまいてみました。15キロの重さ!そしてヘビは冷たくてすべすべしていて、暑い日だったので冷えピタをまいてるみたいで気持ちよかった。ハリーポッター気分です。
案の定おなか壊したけど、でも美味しいものたくさん食べてのんびりリラックスできたよい旅でした。ありがとうベトナム。


ホーチミンのネイルサロンにて、ついにこんな浮かれたネイルに。だってこんなの見つけたらやらないわけにはいかないじゃないか!


ベトナム料理が美味しすぎて案の定食べすぎています。好きだから日本でもよくいってたけど、これまでのベトナム料理の概念を全く塗り替えられるような味、人生ではじめての味ばっかり!感動しっぱなし。胃袋が悲鳴をあげるまで食べています。牛氏がこちらへの出張が長く頻繁なため地元の人がいく本当に美味しいところをよく知っていて、失敗もはずれも一切ないのです。
ベトナムはフランスの影響も大きいので、フランス料理の創造的で繊細なところと、新鮮な素材そのものを味わう日本風なところと、大陸系の歴史に基づいたスパイスや薬膳を多用する感じの深みが全部混ざり合って、本当に絶妙な味。それが一杯100円くらいの屋台のフォーでも、2000円(すごくいいレストランでたらふく食べて飲んでも一人これくらい)の贅沢料理でも、同じ厚みが感じられるのがすごいです。
写真はチェーソイ111の鳥のせおこわごはん。あとは今日いったcuc gach cuanというレストランのパイナップルの入ったスープと乾燥牛肉ソムタムも最高だった。Pho Le というフォーやさんの牛肉フォーも人生のベストフォーだった。フランスにいるみたいにパンとかスイーツも洗練された美味しさ。すごいにゃ!
ベトナムの人たち、道にいるひとたちは決してそんなに贅沢ができる裕福な生活ではないのだと思う。でも、誰も飢えてない感じがするのです。実際土地は肥沃で米がいっぱいとれるし、フルーツも豊富だし、魚がとれる川もある。貧しくてもその収入の範囲で食べられる美味しいものがたくさんあって、空腹ですさんだり飢え死ぬ子供がいない感じ。それって、とっても大事。
もちろんただの観光客でしかない私の一見の印象にすぎないけれど。闇がない国なんてないけれど。それでも「みんなとりあえずおなかは満たされる」国っていい。しかもそれが例えばアメリカみたいに、貧困層は安くておなかいっぱいになるファーストフードしかないとかじゃなくて。明日ちゃんと食べるものがあるという安心感ほど、人間をまっすぐにするものはないと思うのです。美味しかったらなおさら!だからこそこちらの人がまとっている空気はおだやかだし、女の子の肌は綺麗で笑顔はかわいいのかな。
名物?とも言えるバイクが道を埋めて轟音で常にうじゃうじゃ走っていてトロい私にはなかなか道が渡れないのですが。余談ですがこちらの人は「バイクでどこかを目指しているわけではなく、バイクに乗るのが楽しいから乗っている」人も多いそうです。まさかの理由!


先週思いついてチケットをとり、そしていまホーチミンにいます!我ながら今回はフットワーク軽かった!
旅気分のときにトラベルコちゃんをひらいてはいけませんな!
ベトナムは二回目。とはいえ前回はピースボートで横浜大桟橋を出発してからダナン港まで丸5日間くらい、しかも途中嵐に巻き込まれたりしながら辿り着いたので、ものすごーく遠い気がしてたのですが、なんのことはない、飛行機に乗ればたったの6時間なのでした。
あーでも嬉しいな。このアジアのねっとりしたかおり!縦横無尽に走るバイクたちの喧騒!何より美味しいごはんたち!


グラストンベリーにきています。二つのレイラインが交差する聖地、グラストンベリートールの丘。とにかくすごすぎるところでした…!風もすごすぎました…!鳥肌たちまくりです。


今日は大きな仕事を終えました。今日が一番天気が大事だった日で、昨日も明日も今週ずっと晴れなのに、今日だけ雨!という…。私が意気込んで何かをしようとする時ほど、抵抗勢力の力が増すのですが、だからこそ、起きること全てが一番良かったことだ、と思えるようにもなったし結果的にとても楽しい日でした!ごはんも食べないでみんな早朝から深夜まで頑張ったので、夜遅かったけどご褒美の仙草ゼリー!こちらのデザートは甘すぎなくてモチモチしてるものが多くてツボです。

もうアラスカ里帰りから1ヶ月ほどたってしまいました。
あの肌がキリキリするような寒さが恋しい日々です。
ホエールウォッチングのことはその時の日記に書きましたが、私はどちらかというと肉眼で見るのに夢中で、自分で写真を撮るような余裕はありませんでした。でも同じツアーに参加してて仲良くなったアメリカ人のおじさんがものすごくイイカメラを持っていて、その時の写真を送ってきてくれました!Thank you Alan!

あらためてみてすごい光景なので、ここに紹介させて頂きます。
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これはシャチ。

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ザトウクジラの一団。潮吹き煙の多さからも、とても大きなグループであることが分かります。

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大人も子どもも。

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ジャンプ!!何故ザトウクジラがこのような大きなジャンプをするのかどうか、理由は解明されていないそうです。

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クジラの尾には人間に指紋があるように個別の模様があって、ひとつとして同じものはありません。だからそれを見ることで個体を識別できます。

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そしてバブルネットフィーディングの時に、一気に水面にあがります。おこぼれにあずかろうという鳥たちがクジラたちがいるところに集まるので、鳥の位置を見ることでどこから彼らが顔を出すのかが分かります。群れのリーダーの声はどんどん高くなり、そして・・。

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ざばーーーー!!!

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がばーーーー!!!

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水面が黒いものでいっぱいにざわついたあとは、すぐに静寂が戻ります。

ごく限られた時期しか見られない行動だから、たまたま行った時に見られたというのは奇跡に近い。
こうしている今も、このクジラの家族はあの雄大な海で泳いでいるのだ。
歌いながら、ダンスをしながら、地球そのものを家にして生きてるんだ。

クジラと話がしてみたいよ~。

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今日はいい天気!山の上にかかる霧が晴れて清々しい。青い空はどこまでも広く、花が咲き乱れてとても綺麗。昨日は夕方に到着したのだが雨降りで暗い上に大きなRaven(ワタリガラス)が街中を飛び回っているので、微妙に墓場みたいだったのだ・・・
バスに乗って、メンデンホール氷河へ。街中から15分バスに乗るだけで、そこに最後の氷河期の名残を見ることができる。青く輝く氷の巨大な河にはひたすら圧倒される。氷の中には、人間が想像したしたこともないような風景がたくさん記憶されているんだろうな。
トレイルを歩いて氷河のすぐ近くまで行けたので、足元の岸に打ち寄せる水(文字通りの氷水!)を口に含んでみたら、冷たくて美味しくて、古代の味がする気がした。河だから淡水なのだ。
宇宙、地球、自然。悠久の流れを前にするといつも人間の小ささを実感するけれど、どんな永遠もそれを永遠として知覚する存在がいるからこそなんだと思うと、結局全部同じひとつのもののように思えるのです。

hyouga

氷河のすぐ側まで行けるのですが、傍らのこの滝の迫力もすごかった。

MOMROLL

昨日はEagle River最後の日だったので、Momと2人でネクタリンとアメリカンチェリーをどっさり買ってきてクラフティを焼いたり、私のリクエストで自家製ロールパンのレシピを今一度教えてもらって一緒に作ったりした。パン生地をつまんで丸める時、17歳の自分が今の自分にホログラムみたいに重なって、パンとデザートの焼けるいい匂いの中で懐かしい気持ちになった。
昔もよく一緒にこうやって料理した。まだ学校に馴染めなかったころ、放課後もすることもないし友達もいなくて、いつもMomのあとにくっついてばかりいた時は特に。
何時の間にか私も家にいるより友達と遊んでいる時間の方が長くなって、ゆっくり一緒に料理をすることも最初の頃より減っていったけれど、それでも夜家に帰ってドアをあけた時焼けるパンの匂いがふわっと漂ってくると、すごく守られている気持ちになった。変わらない味が嬉しくて、3つも食べちゃった。

みんなありがとう。別れは毎度泣ける。次に会えるのはいつだろう。星野道夫さんの「旅をする木」の中での大好きな一文。星野さんの友人が、アラスカに移住したばかりの星野さんの奥さんに向けた言葉。

「いいかい、ナオコ。これがぼくの短いアドバイスだよ。寒いことが、人の気持ちを暖めるんだ。離れていることが、人と人とを近づけるんだ。」
アラスカにいるとこの言葉が実感を持って体に染み込んできて、何よりも力をくれる。
また当たり前みたいに、「ただいま!」って帰ってこよう。


甘~いネクタリンとチェリーたっぷりのクラフティ。カロリーのことを考えず、アツアツのところを更に上にバニラアイスをのっけて頂きました♪美味~!

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